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220 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/26(日) 23:51:51 ID:nRpiE0H90
これは五年程前からの話です。当時、私は浮浪者でした。
東京の中央公園で、縄張り争いに敗れて危うく殺されかけ。
追放されたあと、各地を転々とし。最後に近畿地方のとある山中の神社の廃墟に住まうようになりました。
ふもとに下りてはなんでもやと称して里の人の手伝いをし。
手間賃をいただいて食いつなぐ身の上でした。
その生活の中で一番恐ろしかったのは、人間です。
「何でも屋です。何が御用はございませんか」といっただけでいきなり猟銃を向けられた事も御座います。
「一度弾を込めたまま人間に向けてみたかったんだ。ほらよ」と口止め料まがいの大金(恐怖に慄いた代金は一万円でした)を渡されましたね。
付近を走る暴走族に「お前に人権はねえ」と追い回され。棒切れで叩かれた挙句足が折れたこともございます。
その時はよく手伝いにいくかわりに野菜を分けていただいてた農家の方が様子を見に来てくださり。

あやうく歩けずに餓死するところを救われ、病院にかかる代金までもっていただきました。
その農家の方からはさまざまな恩を受けました。
「手に職はあったほうがいい。うちじゃ雇ってやれないからせめて作物を育ててみて」そのように仰り、色々な苗や種を分けていただきました。
荒れた境内の砂利を少しよけて。硬い土をたがやし。近くの川からへたくそな水路をひいて引き入れ。ちょっとした農園をつくるに至りました。
ある時何度かに分けて訪れた茶髪の廃墟探検の人たちに、この農園は大量の除草剤を撒かれて全滅させられました。
私はこういう団体が来る度、暴走族の一件を思い出して隠れるようにしていたのですが。
このときほど角材でももって殺してやりたいと思った事は御座いません。
そこでの生活は、どなたかから恩を受け。それをどなたかに奪われることの繰り返しでした。

221 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/26(日) 23:52:10 ID:nRpiE0H90
こうした生活をしていると、不思議と心が澄んできます。
所詮人間は悪徳の持ち主ばかりだと悟るのです。そして、徳の高く優しい人たちにあこがれるようになります。
そういう風になってくると、別に幽霊を見ても必要以上に恐くなくなります。
実はこの神社、社務所にほんとに幽霊が出たんです。髪がぼさぼさで、白着物に朱袴の女性でした。
生活し始めの頃に気づき、以来おびえて社務所には近づかず、物置小屋で暮らしておりました。

しかし、悟ってしまった頃から頻繁に社務所に出入りするようになり。
大工の親方とも知り合い、古くなった工具を分けてもらった四年前。
仕事をおぼえてみるついでに社務所の修理をはじめました。
出て行けったたり殺すぞって具合ににらまれましたよ。何度かちびりました。
でもね、修理をして雑巾がけをしてとしていくうちに、だんだん付き合い方をおぼえました。
まず必要以上にうるさくしない。次に神さんじゃなくてその人に挨拶をしてから入り。出るときも挨拶して出る。
社務所が綺麗になる頃には、幽霊のお嬢さん出てきても穏やかな表情をするようになりました。
たまにさらさら音が聞こえたような聞こえてないような時は、決まって髪を櫛擦ってる。

二年前、前に私の足を折った暴走族がまた境内へとあがってきましてね。
私、逃げ切れずにつかまって、袋叩きにされました。
頭もなぐられてぐわんぐわんいってましてね。足なんか痙攣してて立ち上がって逃げようにもすぐ転ぶ。
深夜の話なんで、昼間よりもっと助けも望めず。こりゃあ巫女さんのお仲間になるなと思いました。
若者達はへらへらと笑っているし。私がもう命の限界に近いなんて理解もしてないようでした。

すると、驚いた事に境内をかけあがってくる足音がするじゃないですか。
暴走族たちも私を殺そうとする手を休めてそちらをみました。
するとふもとの危ない猟銃持ちのおじさんがやってきて、いきなり銃を暴走族達に向けるじゃありませんか。
しかも発砲したんですよ。わざと外したようですがね。
暴走族が慌てて逃げ出したのをみて、私意識失いました。

222 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/26(日) 23:52:21 ID:nRpiE0H90
病院で目を覚ました後見舞いにやってきたおじさん。
聞けば、巫女の幽霊に夢の中で脅かされ。
飛び起きたら目の前に血走った目をした巫女の幽霊がいた、なんて肝の縮まる思いをしたそうで。
幽霊撃つためにとった銃も銃床でなぐりつけてもそりゃすどおりだったそうですよ。
あまりの恐さに逃げ出したら、おっかけられて神社までおいたてられたと。
だから私ね、実はあの廃墟にゃ巫女の幽霊が出るんだよって切り出して。
社務所の修理と巫女の幽霊が恐くなくなったとこまで話してやったんです。
そしたらおじさん「そりゃあんた幽霊と内縁の夫婦になってるよ」と真顔で。
退院して真っ先にお礼しましたよ。
以来ちょっと生活苦しくても巫女さんのために一膳のご飯用意してね。嫁の飯も用意できないんじゃ男廃りますし。
たぶんあれはただの夢ですが。巫女さんと何度も一晩中貪りあった。
祝言もあげましたよ。神主もいない神社ですが。まあ神前結婚の気分てね。

一年前。この神社の廃墟を含む山の所有者って方がやってらっしゃいましてね。
元々はこの神社の神主の一族だって話してらっしゃいました。
この神社別に霊験あらたかでもないし、歴史的に由緒あるわけでもなし。
終戦後の神道の混乱期に神主不在となって以来荒れ放題だったとか。
ところがみすぼらしいのは同じでも、神社がすっかり生気溢れてることに感激したって泣き出しましてね。
私に神社のある山とふもとの農地ををくださったんです。
どうせ二束三文の土地なら、活用してくれる人にもっててほしいってね。
農地はよくしてくれた農家の方に安く貸し出し。私は今東京に出稼ぎにでてます。

なかなか家にはもどれんので、嫁が夢に出てくることが多いですが。
いつかこっちもくたばって、その後ずっと一緒にいれるんだから、我慢してもらわないと。
今は金をためて、私らが死後くらすあの神社をもっとちゃんと修繕し。
もういちどちゃんと神社として神主を迎えられる状態にしないといけない。

224 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 00:05:08 ID:LCGzvCQA0
>>222
おもしろい人生ですね。無一文から山の所有者になるなんて。
せっかく巫女さんとも良い縁を貰ったんだから、出稼ぎしないで
なんとか自給自足の神主として修行したら?
他人から感謝され尊敬される人になれれば
もっと良いのだけれど。

227 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 00:19:11 ID:j1itIqOT0
>>224
そこまで達観はできないです。人間の汚い部分随分とみてきましたから。
悟ってはいても聖人とかの悟り方じゃあない。だから、徳の高い人にあこがれるんですよ。
それに大層俗物でね。
夢か現か今でもよくわかりませんが。嫁との夜のほにゃららが楽しみでならんのです。
死んだ後なら嫁と子供つくれるんだろうかとか。本気でそんな事考えてる位の俗物です。
奇人変人の類。幽霊の嫁さんもってる自称神主にならなれても。徳の高い立派な神主は荷が重い。
だから、私は生涯かけて。神社本庁に登録された神社にしたいんですよ。
こういうとこの修繕費は軽く数億すっとんでくんで。
人間一人の夢にしちゃ、これでも大分でっかすぎます。
そのために大工やってるんですがね。お宮の仕事にも混ぜてもらって。
材料費だけそろえたら、あとは自分でなおしちゃろうと。

229 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 00:27:11 ID:VtnONICr0
>>227
>私は生涯かけて。神社本庁に登録された神社にしたいんですよ。

十分徳のある願(情熱)だと思いますよ。

しかし自力ではなく他力を引き付けられれば実現は早いでしょう。
貴方は虐げれた。これは大事な試練でした。
捨てる神あれば拾う神ありを地で生きていらっっしゃる。
見ていないようで誰かが見ています。
まして巫女さんも神さんも憑いているじゃありませんか。

238 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:42:43 ID:j1itIqOT0
>>230-231
お二人の話を総合してみると。
ひょっとしたら神社再建の為に選ばれたのかもしれないという気にもなりました。
もし魅入られたり利用されていたりしても後悔はないですけど。幸せですから。
おわり


232 たつや ◆AFuoaoIgb2 2008/10/27(月) 01:31:25 ID:XGhaXTg50


今から8年前の話です。当時、私は大学生でした。
学校にも行かず、かといってやることもなく・・ただただ暇をつぶしする毎日を送っていました。
あんまり暇で、友達も少なかったんで、何となくですが携帯のコミュニティサイトに登録しました。
そのサイトは簡単なプロフつきのHPを作って、コメントを通して男女問わずコミュニケーションを
とろうというものでした。
私は、当時、暇なので本ばかり読んでて、小説の書評や創作文をHPにのせることにしました。
しばらくは、誰もアクセスしてくれませんでした。
たまに、小説好きな男から、「俺も太宰治好きだぜ」「書評読みましたが、読み違えてるところがあると思います」
とかって他愛もないコメントが来るくらいでした。


233 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:31:53 ID:XGhaXTg50


私は男なので、女性から誰かアクセスしてこないかなぁと期待していました。
で、2ヶ月くらいHPを更新続けていたときに、女性からアクセスがあり、
「わたしも中島みゆき好きです。これからも中島みゆきのことをいっぱい話しましょう」のようなコメントがきました。
その前に、私は中島みゆきの詩のすばらしさをHPに書いていました。
私はうれしくて、そのコメントの女性のプロフィールを早速見ました。
その人は30歳、女性としかプロフにはのせてなくて、HPをのぞくと、中島みゆきのことや
日々の日記を書いていました。
その人の日記を読んでいくと、なんだか悲観的な内容が多いように感じました。
「今日も失敗してみんなに迷惑かけちゃいました」とか
「また怒られました。もっと私がしっかりしていればみんな楽しくできるのに・・・」みたいな感じです。
私は、それでもコメントくれたことがうれしくて、相手のHPにコメントを残しました。




234 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:32:13 ID:XGhaXTg50


するとしばらくして相手からも返信のコメントがきて、何度かやりとりを続けるうちに
本当の携帯のメアドを交換して、普段でも他愛もないことをメールでやりとりするようになりました。
で、メール友達といえる仲になりました。
その人の本当のプロフィールは年齢が31歳で1歳サバをよんでました。
しかも、離婚歴があるバツ一の女性でした。
その後、お互いの写真を交換しました。
写真のその女性は、今で言うと、ハリセンボンの痩せてる方を少し美人にした感じでした。
とても弱々しい感じでした。私はその人にはタツヤと名乗っていました。
その人はミナミと名乗っていて、「タッチ」の話題もメールでよくしました。
タッちゃん、ミナミとお互い呼び合っていました。


235 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:33:03 ID:XGhaXTg50


私は、いろいろメールしていくうちに、何だがミナミのことを異性というより
友達としてとても身近な年上のお姉さんのように感じていました。
ミナミはメールでもよく、「また失敗しました。ホント私はダメだぁ」とか悲観的な
内容が多かったです。
そんなとき、私は「失敗したら、さっさとオナニーして寝て明日がんばりましょう」とか
年下にもかかわらず偉そうに下ネタで返信していました。
で、3ヶ月くらいメールをしあいながら、夏休みが来ました。
夏休みに私は帰省するというメールをすると、ミナミから「会えないかな」とうメールがきました。
私の実家とミナミの住んでるところはとなりの県で、かなり近くて帰省中に会うこともできました。
でも、私は、ミナミのことをかなり年上ということもあり、異性として意識もしてなかったし、
ネット上のメル友だから会うなんてことは考えてもいませんでした。

236 本当にあった怖い名無し 2008/10/27(月) 01:33:49 ID:XGhaXTg50


だから「会うのはちょっと・・・ね。イメージ崩れるの嫌だし」という内容を返信しました。
するとミナミから「どうしても会っておきたい。別に付き合ってとか言わないから。一度だけタッちゃんに会っておきたいの」
というめずらしく主張する内容の返信がきました。
なんか私はその強気な言葉に苛立ってしまい、「会うとかないから。」と短くお断りのメールをしました。
するとミナミから返信はなくなりました。
そして帰省の日がきて新幹線に乗ってるとミナミからメールがきました。
「今日、帰省の日だよね。ごめんね。強引に会いたいなんか言って。怒ってるかな。でもどうしても1回だけ会っておきたいんだけど
やっぱりダメかな」というような内容でした。
私は、しつこくて怒ってしまい、返信もしませんでした。
帰省中も、「ごめんね。お願いだからメールください。」という内容のメールが何回か来ましたが思いっきり無視しました。

237 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:34:04 ID:XGhaXTg50


で、その後しばらく私はそのままミナミのことを忘れてしまっていました。
メールもしませんでしたし、HPを更新することもしませんでした。
そして、半年くらいたったあと、HPは月額料金がかかっていたので解約しようと、
久しぶりに自分のHPを開きました。
すると、前の帰省の前後ですが、ミナミからのコメントがたくさんありました。
ほとんどが、ごめんね。もう会おうなんていわないからメールください。といった内容でした。
そのコメントの数があまりに多かったので、私は少しビックリして、
ミナミのHPを覗いてみました。ミナミのHPを見て私は頭が真っ白になりました。

239 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:44:36 ID:XGhaXTg50


ミナミのHPのトップ画面には、「みなさん本当にありがとう。感謝感謝です・・・」の文字が大きくありました。
その文字の下に小さく、「ミナミの妹より皆さまへ」のリンク文字がありました。
そのリンク文字をクリックすると、長々とした文字がかかれたページが開きました。そこには、
「みなさま、私はミナミの妹です。ご存知のことと思いますが、姉(ミナミ)は亡くなりました。
姉は病気と前向きに戦い、安らかに最後を迎えられました。病室でもずっと携帯をさわっていましたが、
みなさんが励ましの言葉をいっぱいくれたので最後まで頑張れたのだと思います。わたしは、姉が亡くなった
あとに姉がこのHPでたくさんの人と言葉をかわしていたことを知りました。どうか、心の片隅に姉のことを覚えて
いただけるとうれしいです。」
という内容でした。そして、最後に「特にビスケットさんとタツヤさんは姉とたくさん仲良くしてくれてありがとうございます。」
とつづられていました。

240 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 01:45:04 ID:XGhaXTg50


私は、頭がはりさけそうになりました。ミナミが亡くなっていることがショックで、嗚咽というより愕然としました。
しかも、ミナミが亡くなった時期は、私が帰省したすぐ後だったとわかり、私は取り返しのつかないことをしてしまいました。
ミナミが最後に会いたいと言った本当の意味を深く考えられなかった私は愚か者と思いました。
その後、私はミナミのメアドへ直接メールしました。

本当にごめんなさい。私はあなたが病気とたたかい頑張ってることも知らずにひどいことをしてしまいました。
今はかなわないけど、ミナミさんに会いたい気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。
という内容を送りました。
するとミナミのアドレスから返信がきました。
「タツヤさん。はじめまして、ミナミの妹です。タツヤさんとは直接メールしてたんですね。メールの履歴を勝手に見ましたが
なんだか最後にどうしてもタツヤさんに会いたいって内容ばかり送ってて、本当にタツヤさんには迷惑かけました。タツヤさんは
あやまることはないです。こちらが妹としてあやまります。ごめんなさい。メールありがとうございました。次の墓参りのときに
タツヤさんからメールがあったことを姉に伝えておきます」
といった内容でした。

241 本当にあった怖い名無し 2008/10/27(月) 01:47:20 ID:XGhaXTg50


以上です。すみません。怖くもなく本当に他愛もない内容でしょうが読んでくれた人には感謝です。
ちなみに私は今、30歳で女の子持ちの一社会人です。娘の名前は妻と相談してミナミと名付けました。
亡くなったミナミは、HP上でのペンネームで実際には別の名前だということです。妻であるミナミの妹から
教えてもらいました。

おわり

281 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:57:03 ID:LfFOEA+/0
漏れが大学に入るために上京して2ヶ月くらいたったときの話。

元々霊感とかそんなものはなく、どちらかというと否定派。今でもね。
実家の自分の部屋には、漏れ以外の誰かが居て、夜中とかに部屋の中をドタドタ走り回ったりしてたけど、気のせい気のせい、見えない誰かが走ってるだけって思ってたほど。まぁ、その部屋からは誰かさんは引っ越したみたいですが。閑話休題。

当時携帯は高嶺の花で、家電話しか下宿先の安アパートにはなかった。1Fの道路側の部屋で、外から丸見えだったから何時もカーテンを閉めきって生活してた。漏れは気が小さい人間だしさ。
で、ある日、午前5時とか6時ごろかな。とにかく早朝。家電話が鳴った。
相手「おい、●▲か?」
その●▲は俺の名前じゃないが、▲だけは合っている。
漏れ「え?違いますが。」
相手「何言ってるんだよ。声いっしょじゃないかよ。●▲だろ?」
漏れ「いえ、●▲ではありません。◆▲です。番号、まちがってらっしゃいますよ。」
相手「あ?だって、xxx-xxx-xxxだろ?」
漏れ「その番号ですが、●▲ではありません。この間引っ越してきましたので。」
相手「はぁ?よくわかんねーけど、まあいいや。わるかったな」ガチャ
この1本の電話から、未だによく解らない日がしばらく続くことになった。


282 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:58:28 ID:LfFOEA+/0
漏れは現役の時に入試に失敗して、親に土下座し浪人させてもらったんだ。家が貧乏だったからね。
で、必死に勉強して第一志望は無理だったが、人前で大学名を胸張って言えるところに入ることが出来た。私学理系だったんだけど、その中でもかなり安い部類の学費だったから、親と婆ちゃんが喜んで行かせてくれた。感謝感謝。
ただ、気が小さいのもあり、親元から離れて一抹の不安がずっとあったんだわ。
そんななか、さっき書いた電話がその不安を増大させることになった。

漏れの前に同じ電話番号を使ってた人と勘違いしたんだろうなと、最初はそう思ってた。そして翌日のまたもや早朝、同じように電話が鳴った。
相手「●▲、起きてたか?」
漏れ「あのう、◆▲と申しますが・・・。昨日も掛けてきた方ですよね?」
相手「お前、なにわかんねーこといってるんだよ。つきあってらんねーよ」ガチャ
なんだ、コイツ?と思いながらも、電話番号を間違ってメモしたんだろうなと思いつつ前日と同じくスルーして寝た。


それから1週間とか10日ほどそんな電話がなかったんだが、また早朝に電話が鳴った。
漏れ「もしもし」
相手「起きてるか?」
漏れ「あのう、どちらさまでしょうか?」
相手「俺か?○○だよ。お前、●▲だろ。もう間違いっていうなよ」
漏れ「いえ、ですから◆▲です。多分、電話番号をまちがっておぼえてらっしゃるか、メモを間違えたのではないでしょうか・・・」
相手「書いてもらったメモからかけてんだけどな。昨日も確認したんだよ」
漏れ「ですが、多分間違えですので・・・。失礼します」ガチャ
このころあたりから、何かヘンだぞと思い始めた。いくらなんでも、こんなに掛けてこないだろって。
そして翌日。早朝には電話はなかなかったが、昼過ぎくらいにチャイムがなった。大学から近いところに住んでたから、授業の合間とかに家に帰っていることが多かったからね。「はーい」って、ドアチェーンを付けたまま開けると、知らない人がたっていた。


283 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:59:14 ID:LfFOEA+/0
相手「あれ?ここ●▲んちだよな?おたくさん、●▲の兄弟?」
漏れ「え?ここは私の部屋ですし、●▲ではありませんが」
相手の声に聞き覚えがあった。あの間違い電話の声だ。
漏れ「電話、何度かされたかたですよね?」
相手「ん?そうだけど・・・おっかしいなぁ」
相手がそのツレと話してる。なんでも、●▲と瓜二つというくらい似ているらしい。
漏れ「このあたりの違うところにお住いなんじゃないですか?」
相手「ああ、そうかもね」
そういって帰っていったが、ツレと●▲というやつがここに住んでいると言ってたらしいことを話していたのが聞こえた。
なんか、やっぱりオカシイ。おかしい。どういうことだ??

このときくらいから、大学でも買い物途中でも、なんか誰かに見られているような気がするようになってきていたし、電話も早朝のがウザイというのもあったんで、寝るときにモジュラージャックを抜くようになっていた。

ある日、大学から帰ってきてテレビをつけようとすると、あることに気付いた。リモコンで電源ONにできなかいから、テレビ本体の電源を切ることはないんだが、何故か切れてた。
ヘンだなと思いながらも、何かの時に消したのかもしれんなと気にしないように努めた。ところが。次の日も、また次の日も、同じようにテレビ本体の電源が切ってあった。
また、出した記憶の無い参考書が机の上にでていたり、買った記憶の無いペットボトルが冷蔵庫に入っていたり、どうにも腑に落ちないことが立て続けに起こり、余りの気持ち悪さに「何か」があったであろう昼は家に、夜に外出するという昼夜逆転の生活がはじまっていた。
幸いにも夏休みに入ったこともあり、授業には影響がなかったんだけどね。


284 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:00:27 ID:LfFOEA+/0
朝8時頃に眠り、午後4時に起きるという妙なリズムの生活がはじまり暫くたったころ。久々に友人と会うことになり、待ち合わせ場所の学生会館へ。
昼間に行動すること自体が久しぶりだったが、「何か」に対する不安は消えなかった。そこで待っている間どうしても気になり、家電話に電話ボックスからかけてみた。
やめておけばよかった、こんなこと。
トゥルルルル・・・・ガチャ
「ただいまでかけております。云々」
ホっと胸をなで下ろした次の瞬間、
「はい、だれ?」
エ?誰もいないはずの家に、誰かがいる。そして、電話に誰かがでてる。卒倒しそうになったが、電話番号を間違えたのかもしれないと何とか気を落ち着けた。
漏れ「えっと、xxx-xxx-xxxxですよね?◆▲(漏れの名前)さんのお宅ですよね?」
相手「その番号だけど、●▲というんだが。」
もう完全にパニックになった。
漏れ「あ、あ、そうですか・・・失礼しました。」
相手「ハハハ、そうか、お前か。会いたかったよ。ハハハ」
本当に卒倒しそうだった。漏れは、とにかく電話をガチャ切りして、待ち合わせしてた友人に一緒に家に来てくれと頼み、すぐに取って返して家に帰った。

震える手で鍵を開けようとする漏れを怪訝そうに見る友人。玄関を開け、入る。特段おかしな様子はない。部屋のドアをあけても、特段おかしなところはないように思えた。ホッとした。本当にホっとした。
友人には事情は何も説明せずに来てもらったんだが、何とか誤魔化して遊びにでかけた。結局、その日は他に何事もなくおわったはずだった。

終電少し前の電車で帰宅後、部屋に入ると留守電が入っていることに気付いた。まさかとは思いつつ、恐る恐る聞いてみた。
・・・メッセージを録音してください。ピィー。
「はい、だれ?」
「えっと、xxx-xxx-xxxxですよね?◆▲(漏れの名前)さんのお宅ですよね?」
「その番号だけど、●▲というんだが。」
再生を止めた。昼間のあの電話の内容そのままだった。すぐさま録音を消し、モジュラージャックを引き抜いた。テレビをつけ、ひたすら気を紛らわしつづけた。
当時、テレ東で「テレコンワールド」という深夜通販番組をやっていて、それを見ていたことを覚えている。
ふと目が覚めると、昼の12時過ぎ。いつの間にか机に突っ伏したまま寝ていたみたいで、テレビもつけっぱなしだった。夢だったらいいのに等と考えた。この期に及んでそう考えねばならないほど、昨日のことが強烈すぎた。


285 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:01:10 ID:LfFOEA+/0
変な姿勢で寝たせいか、体が痛い。もう一度寝ようときちんと布団で寝ることにした。午後2時くらいだろうか。ウトウトとし始めたとき、閉め切ってあるカーテンとカーテンの僅かな隙間に違和感を覚えた。
見てる。誰かが見てる。隙間から誰かが見ている。
道路に面した窓のため、白昼堂々覗き込んでいることになる位置に誰かが居る。
恐怖と同時に好奇心もあり、すぐさまダッシュで窓を開けた。
当然のごとく(?)誰もいない。普通に通行人がいるだけ。
何もなかったことを良かったと思いつつ部屋に戻り、テレビをつけ見始めたときだった。
ピンポーン
チャイムがなった。嫌な予感はしていたのだが、どうせNHKか新聞の勧誘だろワロスワロスと応対しに玄関に向かった。ドアからガチャガチャ音がする。
鍵を開ける音?まさか!
急いでチェーンロックをして開けられまいとドアノブを握りしめた。
しばらく攻防が続いたが、こちらが根負けしてしまった。ドアが開き、僅かな隙間からこちらを覗いている。目が見えた。そして、顔が見えた。

漏れ?それはまさしく漏れそのものかと思えるほどに、漏れそっくりだった。いや、やっぱり漏れ自身かもしれない。頭がパニックになった。

そのあと何か言いあいというか何かしらの会話をしたのは覚えているが、他に何も記憶がない。気がついたら、何故か廊下に倒れていた。もう既に暗くなりはじめていたから、恐らく午後6時はまわっていただろう。
少なくとも3時間以上倒れていたことになる。
ドアはチェーンロックはしてあるが、鍵は開いている。
そして何故か部屋の窓も開いていた。体には多少の擦り傷はあったが、幸い他には大きな傷はなかった。もう何が何だかさっぱりわからない。
言えることは二つだけ。漏れと瓜二つのヤツが漏れの部屋の鍵をもっていて、はいってこようとした。
そして恐らく、そいつは漏れがいないときに部屋に入っていたらしいこと。本当に訳がわからない。


286 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:02:39 ID:LfFOEA+/0
これが原因か、その日の夜から体調が激変した。下痢、嘔吐、発熱がとまらず、全身に発疹ができ腫れ上がった。
翌朝近所の医者に行ったが、蕁麻疹だろうからしばらく様子をみろという。
その間も刻一刻と発疹がひどくなる一方だったため、ワラにもすがる思いで取るものもとりあえず新幹線に飛び乗り実家へ戻った。
実家に帰り、幼少期からお世話になっているかかりつけの医者へすぐさま連れて行かれた。

医者曰く「薬物中毒っぽい症状やね。発疹が皮膚だけやのうて、内臓にも出てるから」治療について聞くと「何もできん。内臓にでてる以上、食事も薬もアカンで」「まぁ2週間くらい寝とり」と匙を投げられた格好。
まさか、こういうことがあったなんてとてもじゃないが言えないし、理解もしてもらえないだろうから黙って聞いてた。
薬物って、確かに漏れはアレルギー持ちだが、そんな言い方はないだろうよ・・・。
たまたま親の知りあいに拝み屋がいるんだが、その翌日家に遊びに来ることになっていた(これは後日聞いた)。
そのオバハン、翌日漏れをみるなり「動くな」と挨拶もせずに命令。おもむろに首根っこをつかみ、なにやら言い始めた。
どれだけ続いたんだろうか。5分、10分?結構な時間首根っこをつかみ、たまに背中を叩いて呪文めいたものを言い続けた。
終わったあと、オバハンは「何があったのか言わんでエエし、聞きたくもない。
アンタ(オカンのこと)も絶対に聞いたらアカンで」といい、何事もなかったようにぬるくなったお茶をすすった。
果たしてその数日後には発疹もキレイに消え、発熱なども全くなくなった。まぁ助かったんだろうな。

大したオチがないんで申し訳ないが、未だにこの日々のことがよくわからない。
内容的に精神の病っぽいとか色々言われるが、とにかく解らない。アイツは誰なのか、何が目的なのか、電話のヤツはアイツのツレなのか。
考えれば考えるほど意味不明。また同じ日が来ないように祈るだけなんだが、また同じような事が起きたら次はどうなるのか・・・気が気でならんよ

糸冬 了


287 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 15:05:18 ID:VtnONICr0
ドッペルゲンガー・・・


288 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 15:11:56 ID:vy9pGDAI0
訪ねてきた人に、●▲とは誰なのかとか、
早朝に何度も電話をかけてきた理由とか、訊いてないの?


289 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:12:51 ID:LfFOEA+/0
簡単な後日談。

快癒してから下宿先に戻ったんだが、余りに気持ち悪かった為、鍵を変えてもらった。ついでに二重鍵にしてもらった。
それからというもの、卒業してそこを離れるまで、同じようなことは起きなかったが、気になることが一つ。

その鍵を変えてもらった日から数日後、鍵を変えてくれた大家さんが頓死したってこと。関連はないと信じたい・・・


290 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:14:37 ID:LfFOEA+/0
>>288
説明不足すまん
●▲は、早朝電話野郎の友達らしい。でも、漏れは知らない。
早朝電話だが、電話のバックがかなりうるさかったんで、飲み屋とかクラブとかからかけてきてたっぽかったのよ。


291 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/27(月) 15:39:19 ID:GuZYbshy0
それって、何年くらい前の話?

>>285
>ドアはチェーンロックはしてあるが、鍵は開いている。そして何故か部屋の窓も開いていた。体には多少の擦り傷はあったが、幸い他には大きな傷はなかった。もう何が何だかさっぱりわからない。

↑ってことだけど、部屋にチェーンがかかってる状態で
自分は廊下にいたの?


292 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 15:49:04 ID:LfFOEA+/0
>>291
かれこれ16年ほど前の話。
部屋じゃなくて、玄関のドアにチェーンロックね。
ほら、15cm~20cmくらいのチェーンがドアについてるでしょ
あれですよ


293 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/27(月) 15:59:16 ID:GuZYbshy0
>>292
レスサンクス。
チェーンロックされてるのに、どっから出られたんだろうと思って(煽りではない)

よくある、押し入れの天袋開けたら…みたいな話かと思って
読み進めたら全然違ったね。面白かった。
結局わからなかった真相が気になるなぁ。
おわり
332 1/5 sage 2008/10/28(火) 18:28:00 ID:2eXbVfX40
まとめたのだが、長くなってしまった。いくつかあるネタのうちで、
やはり切欠のようなものがいいとチョイスしたのだが、恐怖度は低めかもしれない。

----------------

怖いもの知らずの友人Sが、肝試し行こうぜ、と僕を誘った。
この友人Sというのは、小学校の時から知っているいわゆる幼馴染なのだが、
あらゆる意味で怖いもの知らずで、クラスに一人はいる「無茶をする奴」だ。

別々の高校・大学に進学しても、友人Sと僕にはつきあいがあり、週一ぐらいで
飲んだりつるんだりしている。

くだんの肝試しには、Sと僕と、もう一人、
僕のバイト仲間で、フリーターのUも一緒に行くことになった。

Uと友人Sとの間に面識はなかったのだが、Sの誘いが「今から行こうぜ!」式の
かなり急なものであったため、「それなら今Uと遊んでるから……」と、
一緒することになったのだった。

飲み屋からSの家に行くと、Sの家の前に見慣れぬ車がとまっている。
どうやら、免許を取って車を買ったので、それを自慢したいがために
企画した「肝試し」であったらしい。

Uは無口で愛想がなく、一見ただの暗い人だ。
しかし実は重度の内気、人見知りなだけで、親しくなるとやや無口気味程度の人だった。

飲み屋から直行したために、僕もUも少し酔っていた。
特にUの方はややフラフラするほど酔っていて、飲み屋からSの家までの道中、
鼻歌まで歌っている始末であったため、大丈夫かコイツと思ったのを覚えている。
普段無口で暗い反動か、酒が入ると愉快な笑い上戸に変貌するのがUの常だった。


333 2/5 sage 2008/10/28(火) 18:28:32 ID:2eXbVfX40
しかし、酒が過ぎたのか、歩いているうちに酔いがさらに回ったのか、
Sの家につくころには、Uの顔色は、夜目にも紙のように白くなっていた。
さっきまでの上機嫌はどこへやら、普段以上の無口さになっている。

いざ車に乗り込むと、Uはぐったりしているばかりで、まったくしゃべらない。
Uだけ帰した方がいいかと思って尋ねてみるが、返事がはっきりしない。

車が走り出してしばらくすると、Uは眠りはじめた。
後部座席で寝ているUの様子を、横目で伺いつつ、僕とSは小声で話をはじめた。

今から行く肝試しスポットとは、市内どころか県内でも割と有名なスポットで、
A公園というところだ。
戦国時代に城があったのだが、今ではそのことを書いた看板が立っているだけの、
木とか芝生しかない公園である。

A公園にはお決まりの怪談がいくつかあり、処刑された侍の幽霊が出るとか、
乳母の霊が出るとか、いろいろ噂されている。

Sはデジカメ持参で、「絶対に幽霊を撮る」と息巻いていた。
僕は幽霊とか、そういうものをあまり信じていなかったので、
「ハイハイ」程度で流した。
それよりも、免許を取り立てのSの運転がやたらと荒っぽく、
狭くてくねった道を通っているのにもかかわらず、スピードを出しすぎているのが
気になっていた。
「安全運転しよーぜ」と言うと、Sは窓に垂れ下がっている交通安全のお守りを
得意げに指さし、「大丈夫だって」と言うだけ。

その時、突然Uが目を醒まして、「車をとめて」と言い出した。
様子が切羽詰っていたので、吐くんだな、と思った僕とSは、もちろん
慌てて車を路傍に寄せた。


334 3/5 sage 2008/10/28(火) 18:29:01 ID:2eXbVfX40
Uは車がとまるかとまらないかの時には、もうドアを開けて外に飛び出し、
案の定嘔吐を開始した。

一通り吐き終わると、Uは「ごめん、もう大丈夫」と言ったが、
相変わらず具合が悪そうだった。
Sは「じゃあA公園行こうかー」などとかなり呑気だった。
僕が再度、「帰った方がいいんじゃね?」とUに尋ねると、彼は頷き、
「悪いけど、俺だけでいいから、一度送ってくれないかな?」と言った。

じゃあUを家まで送って、再出発するか、と言うことになった。

引き返す道すがら、Uは今度は眠らずに、青い顔をしてじっと黙っていた。
普段はいくら無口と言ってももう少ししゃべるのだが、
Sが知らない人であること、具合が悪いこともあって、黙っているのだろうと思った。

Uのアパートに着いた時、「ちょっとなんか飲んでけば?」とUに誘われた。

具合が悪いんだったら、一人で静かに寝てた方がいいのに、と僕は遠慮しかけたし、
SはSで、早くA公園に行きたいらしく渋っている。

が、Uは「寄っていけ」とあくまでしつこく誘う。
くだんのA公園には車で30分もあれば余裕で着くので、「それなら……」と、
押される形でUの家に上がることになった。

Sは強引に誘われたことに不満げで、部屋に入ってもまだぶすっとしている。
Uはと言えば、突然元気を取り戻したように傍目にも言動が明るい。

ジュースと酒を用意して、全員席についたところで、Uが真面目な顔をして、
奇妙なことを言い出した。


335 4/5 sage 2008/10/28(火) 18:29:30 ID:2eXbVfX40
「こんなことを言うのはどうかと思うけど、あの車、早く手放した方がいいよ」

当然、Sも俺も「???」となった。
ややあって、Sが「なんで?」と言った。
Uは言うのを少し躊躇ったようだったが、意を決したように、

「あの車、人を殺してるよ」

と、とんでもないことを言った。
Sはぽかんとしていた。
俺は一瞬なにを言われたかわからず、続いて、「えっ!?」とショックを受けた。
しかも、Sまでとんでもないことを言い出した。

「な、なんであの車が中古の事故車両だって知ってんの?」

その時の僕の驚愕はわかっていただけると思う。正直、
「おおおおおおおおおおおい!!11!」と言う感じだった。

Sは知り合いの伝手をたどって、
新車同然の車をかなり安い値段で手に入れたのだった。
どうやら前の持ち主が死亡事故を起こしたらしい。
横断歩道を渡っている子供に突っ込んではねたのだ。
Sは「安ければいいよ!」と大して気にしなかったらしい。

それをなぜUが知っているのか、それよりも、そんな車を平気で乗り回し、
なおかつ、僕とUを乗せたSが恐ろしかったのを覚えている。


336 5/5 sage 2008/10/28(火) 18:30:04 ID:2eXbVfX40
Uはいわゆる「見える人」であるらしく、
Sの家に近づくにつれて嫌な感じがしていたそうだ。
車を見てヤバイと思ったものの、帰るとは言い出せず、しかも車に乗ったら
もっと具合が悪くなってくる。
これはまずいと、引き返させたらしい。

Sはなぜか感心したようで、すげえなあと感嘆している。こいつの感性はおかしい。

Sは「車を早いところ手放さないと、ひどい事故を起こすかもしれない」と警告され、
さすがに車を手放すことを考えたようだった。
いくら怖いもの知らずとは言え、自分が怪我をする程度ならともかく、
人身事故でも起こしてはたまらないと思ったのだろう。

僕はUに、「と言うことは、Uには、車になにかがいるのが見えたのか?」と尋ねた。
Uは口をつぐんで、「別に」と言ったが、なんだか怪しい感じだったので、
さらに尋ねると、やっと彼はこう言った。

「フロントガラスに、血だらけの子供の顔が張り付いて、逆さに覗きこんでたよ」



347 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/29(水) 01:07:58 ID:B01NGlJC0
>>332-336
乙! 文章も読みやすかったです。

ところで、Sは結局、車を手放したの?
中古で売ったのなら、別の人の手に渡って
その人が事故を起こすかも、ってこともあるのかな?

349 332 sage New! 2008/10/29(水) 06:47:26 ID:CARaJPwC0
>>347
車は結局廃車になったのですが、そのことについて話すとまたちょっと長くなります。
なので、また夜にでも文章をまとめさせてもらおうかな?と思っています。

書き忘れていたのですが、交通安全のお守りを、>>332の直後に紛失したそうです。
車内にあったはずなのに、忽然と消えていて見つからなかったとか。
(まぁSは相当うっかりな奴なので、見落としている可能性もありますが)

それから、Uは車内で眠っていたのではなく、気絶していたようです。
恐怖と気分の悪さで意識を失ったと言っていました。



371 1/3 sage New! 2008/10/29(水) 20:42:53 ID:CARaJPwC0
>>332-336の後日談みたいなものになりますので、そちらを先に読まれると、
わかりやすいと思います。

--------------

Sは車を手放すことにしたらしい。
しかし、手放すにしても、廃車にするか売るかで、しばらく迷っていた
ようだった。

Sはバイトをしていたものの、他に使うこともあるし、元来貯金などあまりしないので、
廃車にしてしまうと、新しい車が買えない。
かと言って売っても、金は入ってくるし、それで次の車も買えるかもしれないが、
いわくつきの事故車両で誰かが事故を起こすかも、と思うとスッキリしない。

で、まあ一ヶ月ほど悩んでいたらしいのだが、その間に微妙な怪奇現象が起こった。
Sの親が「あんたの車の上に子供が乗って遊んでたよ」と言って来たとか、
夜、家の外の車のとめてある辺りから子供の声が聞こえた、とか。
どちらもリアル子供である可能性がないではないが、車の上で遊ぶ子供など
見たこともないし、夜出歩く子供もあまり見かけない。

S自身は金もないし車を売る方向で考えたかったのだが、
怪奇現象(?)のこともあり、長々と悩んでいた。
もちろん、怖いもの知らずのSと言えども、その間は車に乗らなかった。

ある日、ふと、「お払いすれば、車売らなくてもすむんじゃね?」と、
Sは思いついたらしい。
僕には信じられないことだが、彼に取って問題なのは、
「自分も事故を起こすかも」と言う一点のみであり、
その車が過去に死亡事故を起こしていると言う事実は、本気で気にしていなかったらしい。

で、僕に電話をして、Uにちょっと頼んでみてくれないか? と来たわけだ。


372 2/3 sage New! 2008/10/29(水) 20:43:36 ID:CARaJPwC0
頼まれた僕としてはいい迷惑で、「アホか、さっさと車を処分しろ!」と
突っぱねたかったのだが、Sが相当しつこかったので、思わず
「まあ頼むぐらいなら……」と、引き受けてしまった。

Uにそのことを話すと、思いっきり困惑したようだった。
曰く、

「俺は『見える』だけで、払うとかはやったことがないからなあ。
自分についてきたヤツとかは、弱いのだったら追い払うぐらいはできるけど、
人に憑いたヤツで、しかもあのぐらい強いのになると、正直怯えるぐらいしか
できないし、自己防衛で精一杯」

とのこと。
しかし、一応、「神社とか寺とかに持っていけば、一万円ぐらいでお払いしてくれるよ」
とアドバイスをくれた。
安っ! と思って「一万!?」と尋ねると、Uははっきりしない口調で、
「普通はそのぐらいかな。それで払えないとなると、もっとかかると思うけど……」
と言った。

個人的には、Uのお払いを見てみたくもあったのだが、できないということになれば
仕方がない。そのままSに伝えた。
Sは近所の神社のHPでお払いの値段を調べ、思いのほか格安だったので、
これならとお払いを決意した。
(一万どころか、三千円ぐらいでお払いできるらしい。要予約だが)

Sは休日を待って、いざお払いに行かんと車を出発させた。
現物を持っていかなければお払いのしようがないので、もちろん自分で運転した。

373 3/3 sage New! 2008/10/29(水) 20:44:03 ID:CARaJPwC0
一ヶ月ぶりの運転だからか、運転の要領がよくわからなかったらしい。
なんというか、ハンドルが取られる感じがした、と言っていた。
と言っても近所の神社なので、車で五分も走ればすぐにつく。
細い道に入り、もうすぐ神社の鳥居が見える、と言うところで、Sは突然、
前方に子供がいるのに気づいたと言う。

道路の真ん中に忽然とあらわれたように感じたそうだ。

その辺りは道が狭くて入り組んでいるのにもかかわらず、
通学路かつ地元の人間なら誰もが知っている抜け道となっているため、
時々事故が起こる。

Sはマズイ! とハンドルを切った。
後は、気づいたら電柱に衝突してしまっていたそうだ。

車のドアが歪んで開かず、まさか車が爆発して……と青くなったが、
幸いむち打ち症になるだけですんだ。
飛び出してきた子供は、どこにも見当たらなかった。

そう言うわけで、車はめでたく廃車となった。

392 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/29(水) 23:06:55 ID:B01NGlJC0
>>371-373
霊にとって、お払いってやっぱ怖いのかな。
その子供の霊は成仏できたんだろうか。

395 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/29(水) 23:56:24 ID:CARaJPwC0
>>392
子供は成仏できてればいいと思うのですが、よくわかりません。
そもそもSの見た「飛び出してきた子供」は本物かもしれないし、
その子供の霊の仕業って証拠もないんです。
僕がこの話ではっきりわかったオカルトって、「Uが事故車両を言い当てた」ことぐらいで、
多分Sも同じではないかと思います。
(あとは、偶然が重なったリアルである可能性が……)
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