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427 本当にあった怖い名無し 2009/04/16(木) 16:41:31 ID:+Dzj1tu10
136 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 14:39:17 ID:u51RqC5k0
私は長距離トラックドライバーの仕事をしています。
大体関西から関東、東北へと仕事へいっています。
約3年ぐらい前に栃木まで荷物を運び、帰りは埼玉の
とある工場から関西へ運ぶ仕事がありました。
大体埼玉の工場で積み込みが終わるのが20時位でそこから
関越~上信越~中央道~名神のルートを通っていました。

金曜日の日だったと思うのですがいつものように埼玉で積み込みをし、
その荷物が月曜日に卸す荷物だったので高速でゆっくり帰っていました。
途中のパーキングで同僚と会い、そこから2台連なって走っていました。

上信越はいつもながら車が少ないですがその日は特に少なく
私たち以外はほとんど走っている車はありませんでした。
上信越にある長いトンネルに差し掛かりました。
ここのトンネルは結構長いのでいつも通るときに少し息苦しい感じがします。
出口付近に差し掛かった時前を走っている同僚が急に障害物を交わすような動きをして
車線変更しました。車間をあけていたとはいえ私もびっくりして慌てて車線変更しました。
しかし障害物などなく故障車などもありませんでした。


428 本当にあった怖い名無し 2009/04/16(木) 16:42:19 ID:+Dzj1tu10
137 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 14:40:25 ID:u51RqC5k0
すぐに同僚から電話がかかってきました。
「おい、今人が3人ぐらい歩いていなかったか?」
私「いや、なにもなかったよ。疲れてんじゃないの?」
「いや、確かに歩いてるように見えたんだけど。見間違いかなぁ。」
とりあえずパーキングに入ってあーだこうだ話をしましたが
そいつのトラックに何かぶつかった跡もなく、多分疲れててトンネルの光の具合で
人がいるように見えたんじゃないのってことになり
二人とも疲れていたのでそのパーキングで仮眠することになりました。
同僚の車は寝るスペースが運転席の後ろにある普通のタイプのトラックなんですが
私のトラックはキャンピングカーの上に寝るスペースがあるタイプで
上の寝るスペースには緊急時の脱出用にサンルーフがついていて
私はカバーをはずして星空を見ながら横になりぼーっとしてました。
少し眠くなりかけたぐらいでしょうか。外でなにやら数人の人が話す声が聞こえました。
「このトラックか・・・いや・・・どうだろ・・・・」
私は一瞬で目が覚めて外の声に耳を傾けていました。
警察でも来て何か調べてるのかな?と思ってふとサンルーフに目をやると
なんと少女らしき女がこちらを覗いてるではありませんか!
急な出来事に私は金縛り状態になり声を出すこともできませんでした


429 本当にあった怖い名無し 2009/04/16(木) 16:43:08 ID:+Dzj1tu10
138 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 14:41:53 ID:u51RqC5k0
「違うよ~」と言ったと思うのですが少女はそう言い残しサンルーフから姿を消しました。
慌ててサンルーフを外して屋根を見渡しましたが誰も居ませんでした。
一瞬夢か?と思いましたがサンルーフには手形らしき跡がくっきり残ってます。
怖くなり慌てて外に出ると同僚が何か脅えた様子で外に居ました。
「今・・車の中に誰か数人入ってきて・・・この人じゃないっ消えていった」
私も今起きた状況を説明し私たち二人は慌ててそのパーキングを出発し
帰りもなるべく携帯で話をしながら会社まで戻りました。

会社に帰るとベテランの同僚が居て話をするとその人は
「ああ、多分昔の事故のやつだよ・・・。」と昔あの場所で起きたことを教えてくれました。

昔あのトンネル付近で乗用車とトラックが絡む事故があって
乗用車に乗ってた家族3人が亡くなってしまったらしい。
事故原因はトラックの運転手の言い分が通って乗用車の運転ミスということになり
その運転手はお咎めなしになったらしい。
実際の所事故原因は分からないが多分あの場所で自分たちを殺した
トラックを探してたんだと思う。
私はこれまで霊とかその類の話は信じないほうでしたがまさか自分が体験するとは
思いませんでした。実際に文章にするとあんま怖くないですがw
サンルーフについた手形を会社の連中にみせたらみんなびびってしまい
社長が祈祷師かなんかに私のトラックをお払いしてもらいました。
現在も上信越のその場所は通りますがあれ以来見たことはありません。


442 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/16(木) 22:58:54 ID:C82Eh+vv0
前スレ終わりのほうで、風呂の天井のメンテナンス押し上げ蓋がずれていた話を書いた俺だ。
>>1のモバイル版まとめサイトで[疑心暗鬼]という題名をもらってる。ありがとう。

またあの蓋がずれていた。

今日は用事があり16時過ぎから出かけ、19時頃に帰宅した。飯も食わずいつも通り居間で2chとネット三昧。
21時を回ったところで二日ぶりに風呂に入ろうと考えた。
風呂を沸かすのはめんどくさいのでシャワーにしようと決め、風呂場の電気をつけ扉を開けると、
目の前斜め上の風呂場のあのメンテナンスの蓋が、ずれていた。
そろそろあのショックも薄れ、自分の思い違いか記憶の混乱かと思い始めていたのに。

前回よりずれは大きく、15cmくらい。
ぽっかりと暗い屋根裏の闇。鈍く銀色に光るダクトのようなもの。
前回は絶対になかった、蓋に固定された緑色の電線。

身動きもできず、思わず「こえーなおい」「なんだよなんだよ」と口にする。
しばらくそのまま待ったが、動きはない。音もしない。何かの気配もない。
こわごわと手を伸ばし、蓋を少し持ち上げ、定位置に動かし、蓋を閉める。

『どうしよう・・・』
前回のことは錯覚じゃなかった。明らかに異常な何かが起こっている。
マンションの掲示板に何らかの工事やメンテナンスが入る告知は、当たり前だがずっとない。
何かが出たという騒ぎもないし、警察も訪ねてきていない。
ふいに無性に腹が立った。全身がこわばり鳥肌が立っていたが、ムカついた。
『なんで俺なんだよ』 その何かに負けたくなかった。
やけくそのようにそのまま服を脱ぎ、お湯を出し、シャワーで身体と頭をを洗い、風呂を出た。

身体を洗っているときから今まで考えていたのだが、その何かは俺に己の存在を訴えているのだ。
俺が部屋にいることは物音や灯りやタバコの匂いで確実に気付く。なのにわざわざ蓋をずらして立ち去る。
警告なのか?お願いなのか?人間なのか?あの世のものなのか?

分からない。 俺にできることは、ただ待つだけ。 何かが起こるのを。


445 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/16(木) 23:49:05 ID:mg//um350
「この世にはな、幽霊だの妖怪だの、そんなモンはいねぇ」
僕ら大工仲間でも、特に兄貴分として慕われているユウ兄が口を開いた
「でもよぉユウ兄ぃ、いっつも血だらけの女見たとか
 上半身だけのバアさんに追っかけられたとか言ってるじゃんか」
ケンさんがケラケラ笑いながら言う
仕事が終わり、事務所でワンカップを傾けながらの夕暮れは、
時折ユウ兄ぃのおもしろおかしい怪談話で盛り上がるものだった

「おそらく、そいつぁ妄想なんだよ、自分が想像で作り出した幻覚だ
 んでも、古今東西 こういった幽霊見たってヤツが後を絶たない、しかし幽霊なんてのはいるわきゃない
 そこで俺はこう考えるようになったのよ、こいつぁ病気じゃねえかってな」
「病気?」
「おう、病気よ、現代医学でも解明できねえ、いや病名すら与えてられない病気なんだよ
 何千年も前からこの病気はあったんだよ、大昔の書記にもバケモン出てくるだろ?
 人間にときたま発症しちまうのさ、ちょっとした幻聴が聞こえる軽度なものから
 幽霊という自分の想像に頭が耐え切れなくなってイカれて死んじまう重症なものから幅広くあるのさ」
なるほどっとケンさんが苦笑しながら大関をクイっと流し込む

幽霊を見てしまうのは病気・・・自分の想像の産物・・・

「さて、そろそろ帰るかね、日もすっかり暮れちまった」
「おう、ところでユウ兄、最近ミヨちゃん来ねえじゃねえか、ケンカしちまったのか?」
「あ、あぁまぁそんなところだ、ちっとケンカしちまってな、アイツぁ今実家帰っちまってる」
「おいおい、あんだけおっとりした世話焼きの嫁さん泣かせちゃダメだろう、あんだけできた人は今いないよ?」

・・・病気、自分の想像・・・はたしてそうだろうか?
ユウ兄のお嫁さんのミヨさんは、いつも穏やかでにこにこしてた、そんな優しい顔しか知らない僕に

・・・こんな恐ろしい形相をしたミヨさんが想像できるのか・・・?


448 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 00:19:08 ID:uOilQkN80
5年ほど前の話。
田舎の大学の寮生活がいやになり、3年生になった年に大学から原チャリで
10分くらいのところにあるぼろアパートに引越しした。
2階建ての田んぼに囲まれたアパートの2階。隣は同じ地元出身の友達。
これから楽しい一人暮らしが始まる予定だったわけ。

寮生活のときは、食事なんか気にしなくてよかったんだけど、
一人暮らしとなれば一応自炊もしなければいけない。
春のぽかぽか日和だったので、歩いてスーパーへ買い物に行く事にした。
大きな公園と公園の間の道をとことこ歩いてスーパーへ向かった。
公園の奥には大きな桜の木が何本もあって桜がきれいだった。
春休みなのに、公園にはひとっこ一人いない。
まぁ、田舎だし。ブランコと滑り台しかないし。

買い物を済ませてまた同じ道を歩いて帰る途中、
「ワワワワワワ~~~~ン」「ワワワワワワ~~~~~ン」
とカン高い犬の遠吠えが聞こえてきた。
耳を刺すようなカン高い犬の声・・・・
よくみると、公園の奥のほうにある桜の木の下に白っぽいワンピースを着た女の人が
俺に背中を向けるかたちでユラユラと立っていた。
歩きながら目はそちらへ釘付け。
「ワワワワワ~~~~~ン ワ~~~~~~ン」
女が吠えていた。超カン高い声で。
すると、後ろでいきなり声がした
「あんまり、みんほうがいいよ。」
振り返ると、買い物袋を下げたおばさんが奇妙な笑いのような怒りのような複雑な顔で
「じろじろみんほうがいいよ。」
と言いながら早足で俺を追い抜かしていった。
(たしかに。あんまり見ると失礼だな。)
そう思って俺も視線をそらし、ぼろアパートに帰った。


449 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 00:23:16 ID:uOilQkN80


一人暮らしは意外とお金がかかるね~
次の日もまたスーパーへ足りない生活雑貨を買いに行った。
帰り道。また遠吠えが聞こえた。
昨日と同じ場所で白いワンピースの女が吠えていた。 「ワワワワ~~~~ン ワワワワワワ~~~~ン」
興味本位で見てはいけないと思っていても、ついつい見てしまう。
すると、いきなり女がくるりと振り返りこちらを向いた。
振り返ったと同時に俺は目をそらせた。
顔は見ていない。。。と思う。なんだか見てはいけないような気がしていた。
いや、見たかな。。。顔。
とにかく、とっさに顔を前に向けて何事もなかったように普通に歩いていたふりをした。

つづく


450 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 00:36:11 ID:uOilQkN80


前を向いて歩きながら、振り返った女の顔を思い出していた。
見間違えなのか、距離も結構あったせいかどうしても女の顔は
目の部分がぽっかり空洞になった黒い大きな目だったような記憶しかなかった。
その瞬間、怖くなった。
俺の足は超早歩きになっていた。

2,3秒の出来事だったんだけど
ふと我に返ると
「ザッザッザッザッザッ」走る音が聞こえてきた。
その走る音は
「カッカッカッカッ」という音に変わった。
振り返ることはできなかった。
俺の想像では、公園の奥の桜の木から公園の砂利を踏みながら走り
その音はやがて、公園を出てアスファルトを走る音に変わった。
要するに

女が追いかけてきた!!!!!

体中の毛穴が開き髪の毛が逆立った。
俺は恐ろしく早く走った。
とにかく振り返らず、オリンピックに出れば金メダルがもらえるのではないかと思うほどの
スピードで引っ越したばかりのおんぼろアパートにたどりついた。



458 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 10:25:17 ID:uOilQkN80

アパートの2階の部屋にたどりつき、息を切らせながらとりあえず鍵とチェーンをかけた。
追ってきてたのかは定かではなかったけれど、
とにかく、尋常じゃないほど俺は怯えていた。
しばらく息をひそめ、外の様子に聞き耳をたててじっとしていた。
30分くらいたったかな。
玄関の外には人の気配なし。窓から外を見渡すが人の気配なし。
(俺はアホか。ビビリめ。)

もう夕方。とりあえず、カップラーメンを食って片付け(引っ越してきたばかりだったので)を
ぼちぼちやっているとあっという間に時間はたっていた。
夜10時くらいだったかな。疲れたので寝ることに。
ちょうどそのとき、隣の友人がバイトから帰ってきて玄関を開ける音がしていた。
ドスドスドス。部屋を歩く音は意外と響く。
俺は隣の部屋に友人がいるという安心感と昼間の猛ダッシュの疲れからいつの間にか眠っていた。



459 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 10:27:01 ID:uOilQkN80
「ワワワワワワ~~~~~~ン」
「パンっ」
遠吠えと同時に寝ていた俺の顔の前で誰かが手を叩いたような感覚で目を覚ました。
しばらく、何が起こったのかわからなくて目をあけてボンヤリしていた。
(今、遠吠え聞こえたっけ?夢?)
すると、また
「ワワワワワワ~~~~~~ン」
と声がはっきりと聞こえた。
あれが きた。そう思った。
玄関の鍵は閉めたはず。とにかく、横になったまま玄関のほうを見た。
1Kの狭い部屋だから玄関は丸見え。小さなキッチンが横についているだけ。
当然真っ暗なので玄関はキッチンの窓から漏れる外の廊下の光でぼんやり見えるだけだった。

カン カン カン カン・・・・

アパートの階段を誰かが上ってくる。
俺はいつでも布団を頭からかぶる準備をしつつ目は玄関のほうを凝視していた。
何時だろう。。時計がない。。。
携帯どこだっけ。。。
あ、キッチン台の上だ。。。
時間を確かめたかったが、恐怖で半分金縛り状態だったため布団を出て2、3歩歩けば
手が届く距離にある携帯をとりに行くことすらできなかった。

どれだけ時間がたっただろう。
5分か?10分か?30分か?
階段を上る音は聞こえたがそのあといっこうに物音はしない。
(俺は寝ぼけていたのか)
そう思い、ソロリソロリと布団を這い出し
忍び足で1歩2歩 携帯に手をのばし・・・・・・
ふとキッチン前の窓を見ると人影があった。



460 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 10:30:27 ID:uOilQkN80
誰かが廊下にいる。
黒い影が廊下の光に照らされてすりガラスの窓にうつっていた。
俺は携帯に手を伸ばした状態で かたまっていた。
動いてはいけない。影と俺の距離は壁を隔ててほんの1メートル。
影はゆっくりとこちらを向く。

このままではやばいぞ!根性を見せろ!俺!
勇気を出して俺は・・・
スローモーションで携帯を取り1歩 2歩下がり安全地帯(布団の中)に戻るシュミレーションを
頭の中で繰り返し実行に移した。

1歩 2歩ゆっくり後ずさりしていたそのとき
ぼろアパートの床が

ギィ

と鳴った。
俺は、とにかくすばやく静かに布団の中にもぐりこんだ。
心臓がバクバク。
あいつに気づかれたか!息をととのえて布団からそっと顔を出してキッチンの窓を見てみた。
誰もいない。
影がない。
ふと、携帯を見ると時間は3時。
次の瞬間  
カチャ・・・・ カチャ・・・・・ カチャ・・・・
誰かがドアノブをまわす音がする。
ガチャガチャガチャっと乱暴にまわすのではなく、非常に静かに上品?に。
もう限界。
俺は布団の中で携帯を開き、隣に住む友人に電話をかけた。


461 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 10:31:34 ID:uOilQkN80
恐怖で手が震えるってこと経験したことある?
たった、2,3回ボタンを押せばかけれるのに
手がブルブル震えて思ったように指が動かなかった。
やっとのことで友人にコールする。
呼び出し音はしているが、隣の部屋からは携帯の鳴る音すら聞こえない。
マナーモドにしているのか。。。
聞こえるのは玄関の カチャ・・・カチャ・・・・カチャ・・・・
どれくらい時間がたっただろう。
そのうちドアノブの音はしなくなった。
俺はひたすら布団のなかでじっとしていた。

パタン

と音がした。
あいつ、たぶん郵便受から中を覗いていたんだ。
なにしろ古いつくりだから、郵便受のカバーなんかないし、外から開けてみると中は丸見え。
そのうち遠くのほうで
「ワワワワワ~~~~~~ン」
と遠吠えが聞こえた。
階段を下りてゆく音はしなかったが
あいつが遠ざかったと確信した瞬間、俺は安堵と疲れと睡魔に襲われ眠りについていた。




463 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 12:35:05 ID:uOilQkN80


次の日、というか、その日の昼。友人の電話で目を覚ました。
「何?夜中の3時に着信あったみたいだけどw」
あ~夢じゃなかったんだ。。。
「とりあえず、話長くなるからウチ来いよ」
そういって友達を家に呼んだ。
10秒ほどして友達がやってきた。
俺は昨日の話しをした。
案の定、信じてはくれない。
「寝ぼけてたんじゃね?」とか
「ストーカーか?」とか。

その日の夜もまた遠吠えが聞こえてあいつがやってきた。
その日はあらかじめ郵便受はガムテープで止め、上からダンボールを貼り付けておいた。
準備はしていたがまたやってくるとは。。。
あとはひたすら布団をかぶってあいつが去ってゆくのを待つしかなかった。
ガチャ ガチャ ガチャ 
声はしない。
ひたすらドアノブをゆっくりまわす音だけ。
とにかく、俺はプチノイローゼになっていた。
昼間でも外に出るのが怖かった。


464 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 12:36:17 ID:uOilQkN80
気味が悪いし、一人で過ごすのがイヤだったので
3日目は隣の友人宅に泊まることにした。
友人は「バイトも休みだし。今夜は飲むか~」と快く了承してくれた。
貧乏学生なので芋焼酎をちびちび飲んでいた。
程よく二人とも酔っ払い、俺もあいつのことはすっかり忘れていた。
ところが、夜中1時すぎに
「ワワワワワワ~~~~~~ン」

あいつだ。

隣で半分寝かかって転がっていた友人をゆすり起こした。
友人は「ん?」と目をぱちぱちさせながらぼんやりしていた。
俺「きたきたきた」
俺が聞き耳をたててじっとしている様子をみた友人は、同じくじっとして聞き耳を立てていた。
そのうち
カン カン カン カン・・・・
友人は驚いたような興味津々な目で俺を見つめる。
(しまった。電気けしときゃ~よかった)
そして、黒い影がぼんやりとキッチンの窓に映った。
その影は友人宅を通り過ぎて隣の俺の部屋のほうへ行ったように見えた。
息をひそめて友人は玄関のほうへ様子を伺いにいく。
やめときゃいいのに。
そ~~と歩いてもぼろアパートの床がきしむ音は容赦なく響いた。
玄関前で聞き耳をたてて息を潜めている友人。
俺もその姿を部屋から見守っていた。



465 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 12:40:29 ID:uOilQkN80
チャ 

突然友人の目の前の玄関のドアノブが鳴った。
こっちに来た!
鍵は閉まっている。
友人は玄関の覗き穴から外を伺った。

カチャ カチャ 

音は続く。
友人は覗き穴を覗いたまま、かたまっている。
そのうち突然くるりと振り返り、忍び足で部屋のほうに戻ってきた。
それから30分。
俺達二人は玄関からぎりぎり見えない壁側に背を向けて座っていた。
パタン
と音が聞こえ、そのうち遠くで遠吠えが聞こえた。

友人に
「覗き穴、なんか見えた?」
と聞くと、
「穴覗いたら真っ暗だった。つーかね、真っ黒だった。」
そのまま友人は黙り込んだ。
外の廊下は電気がついていたから、覗き穴覗けば何か見えるはずなんだけどね。

466 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 12:42:35 ID:uOilQkN80
次の日からあの遠吠え女は隣の友人につきまとっていた。
思い起こせば、
「あんまみんほうがいいよ」って通りがかりのおばさんが言ったっけ。
目があったから俺のところにきたのか?
友人が覗いた先にあったものは遠吠え女の目だったのか。

とにかく、あれはいったいなんなのか・・・
人間なのか、幽霊なのか。。

時間があるときに続きを書きます。
仕事に行ってきます。


468 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 18:15:25 ID:eJn/IPDk0
初めて投下致します。
と言いましても死ぬほどとまではいかないのですが・・・。

==

私が学童保育でお世話になっていた時のお話です。
当時小学3年だった私は、学童保育の先生と、同じく通っていた数人の子供達とで
近くの小学校まで遊びに行こうと言う事になりました。
(ちなみにその小学校にはなんの噂もありません。)
そうして小学校でいっぱい遊んだ後、日も暮れてきたので帰ることになりました。

私はとにかく早く帰って自慢してやるんだ、と無駄な闘争心を燃やして帰路についたのですが、
その帰り道の途中には硝子の廃棄場みたいな所があるんです。
そこを通ろうとした時、硝子の山の中に人が居るように思えました。
「誰か作業してるのかな?」としか思わなかった私はあまり気にしなかったのですが
私が走るスピードに合わせて、その中の人も合わせて走るのです。
(厳密には走ってるかも知れない、ぐらいの認識でしたが)
格段怖いとは思わず、勝負なら負けない!と思い、一気に走りぬけました。
その硝子の山が切れて、勝ったなと後ろを振り返った瞬間

赤い手が山からすっと出ていて、「おいでおいで」をしていました。
その時初めて恐怖が追い付き、学童まで一目散に逃げました。
ただこんな話誰も信じないだろうと思い、その日は黙って過ごす事に決めました。

後日、硝子の山の中はどうなってるの?と学童の人に聞いてみたら
「硝子の山の中は硝子しかないよ」と言われ、人が入るスペースなんて無いと言う事を知りました。
亡くなった方が居る、とかそう言う話は聞けませんでしたが、今思い出しても不思議だなぁと感じます。
拙い文章&伝わりにくい書き方ですみませんでした・・・。


492 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/17(金) 22:39:46 ID:3xciPgN70
中学まで京都の古い家に住んでいました。
うちって結構な名家だったらしいんです。

ある夜、眠れずにウトウトしていると
廊下を誰かが歩く音が聞こえました。
足音は私の部屋の前で止まりました。
誰だろう、と思っていると
不思議なことに気づきました。
家族と同居されている方なら
同意いただけると思いますが
けっこう足音で家族の誰か分かりますよね。
しかしその足音は初めて聞く足音だったのです。
私は怖くなり布団をかぶって寝てしまいました。

翌日、兄にこの事を話すと言いました。
「お前もかー? でも絶対ドアを開けるなよ」
それでも気になって聞いていくと
「絶対開けるな。それと誰にも言うな」
私はまた後で聞けばいいと思いました。
しかし兄はその夜、バイクの事故で亡くなったのです。

通夜のあと、妹が話しました。
実は妹も足音を聞いていたらしいのです。
私が足音を聞いたあの夜、兄がドアを開ける音がした。
足音が私の部屋の前に止まっているときに
兄はドアを開けた、と言うのです。
その後、兄は亡くなりました。
兄が何を見たのか。いまでも謎です。
母に訊ねると、あの家では
祖父も祖母も夜の12時を過ぎると
部屋を出なかったらしいです。


550 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/18(土) 09:05:48 ID:Mm994wWm0
15年ほど前の、子供のころの話。
休みで特にすることもなかったその日、朝早くから出かける両親を
起き抜けで眠い身体を引きずりながらやっとのことで見送った後
あまりの眠さにそのまま玄関に寝そべって居眠りしちゃったんだな。

で、夢を見たんだ。その出かける道中で親父がいきなり悶死する夢。

ただの夢だとは思えず、と言うか「あぁ、これはたった今死んだんだ」と
どういうわけか確信して疑わなかった。

ここまで、目が覚めても玄関のフローリングに寝そべったまま考えてたんだけど
床に当てた耳に床を介して野球中継が聞こえる。きっと隣の部屋にいる爺ちゃんだ。

滅茶苦茶だるい身体を起こして「父ちゃんが死ぬ夢を見た」と爺ちゃんに言おうと
部屋に入ると、テレビを点けっぱなしにして爺ちゃんも床に寝そべって昼寝してた。

起こすのも悪いかなと思い、テレビだけ消そうと部屋に入ったら妙なものが目に入った。
爺ちゃんの足、両足の親指が輪ゴムで一つにくくられてる。
不思議に思ってなんとなくその輪ゴムを外すと、指をいじられたせいか爺ちゃんが起きた。


551 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/18(土) 09:06:29 ID:Mm994wWm0
「爺ちゃん、この足の輪ゴムは何さ」

「あぁ、ここんとこ夜中にヘンなのが来るから巻いてるのさ」

「ヘンなのって?」

「夜中にウンコの嫌な匂いがして目を覚ますんだ。すると、部屋の隅に黒いものが沢山とぐろを
 巻いてるっちゅーか、積み重なってるのが見える」

そう言って爺ちゃんは手で太さを示した。ナマコぐらいの太さで、滅茶苦茶長いものらしい。

「それの端っこは部屋の中まで伸びて、ぐぅるぐる、ぐぅ~るぐる、ぐぅ~~るぐると渦を巻いてるんだ」

「で、最後は俺の布団の中、足の間を通って先端が鼻先まで来てる。これがプゥ~ンと臭うのよ」

「これが続くから、嫌になって通り道になってる足の間をゴムでくくったのさ。不思議とこれで見なくなった」


爺ちゃんの夢とも現実とも付かない話に聞き入っていた俺は、自分の夢の話なんかすっかり忘れてしまって
夕方ぐらいに親父が何事もなく帰ってきたのを見てようやく思い出したぐらいだった。

今になってこうやって要点だけ抜き出すと、どうしても馬鹿でかい巻きグソに思えて仕方ないわけだが、
爺ちゃんの語り口調のせいでとんでもなく恐ろしい物に思えて戦慄したのを覚えてる。
別段、親父にも爺ちゃんにも不幸があったなんてわけじゃないんだけどね。


554 1/8 sage 2009/04/18(土) 12:30:22 ID:IZkfOfTn0
山怖スレより転載

653 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:13:35 ID:K8iAqaBJ0

十代最後の思い出に心霊スポットとして有名なトンネルがある山に凸したときの話。
俺と友人三人は金も車も無かったのでバスを乗り継いで現地に向かい、夜に歩いて帰宅するという
今考えたらアホすぎる計画を立てて出発した。
当時は心霊凸+深夜ウォーキングの旅で二重においしいなんて気持ちだったと思う。

下車後、バスのある町からひたすら歩いて山に向かうわけだが、車に弱い友人Aがバス酔いしてしまったため、
予定以上に町に滞在してしまった。
夕日が急速に沈んでいくのを尻目に、急ぎ足で町から山に向かう道を駆けていた俺達の前に
山での仕事帰り風のおっさんが現れた。挨拶されたので返すとちょっと立ち話するハメになった。
おっさんは日が沈んでからの山は危ないとしきりに俺達を止めたが、サバイバルを求めるお年頃の俺達には馬の耳に念仏だった。
結局あまり深く山に入らないことを約束させられて別れたが、
おっさんの「夜の山は人を飲み込む」という言葉と別れ際の
「道に迷ったとしても絶対獣道には入っちゃならねぇ。戻るも進むもきれいな山道だけにせれ」
という助言が少し気になったが、まぁ特別不思議な台詞ではないので受け流した。

555 2/8 sage 2009/04/18(土) 12:32:43 ID:IZkfOfTn0
654 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:14:23 ID:K8iAqaBJ0
そんなこんなで山道に入った時点ではもう真っ暗闇。朧げな月の光と懐中電灯だけが頼りという状況。
さすがに夜の山はそれなりの雰囲気があり、気が狂いそうな静寂と時々何かが立てる物音で緊張感が高まっていく。
暗闇の中、目的地へと進むのは至極困難だ。早くも道に迷いかけた俺達だったがそこはドントウォーリー、
こういうことを予測して詳細な地図を持参していたので地図担当のBに地図を出してもらった。

地図に沿ってなんとかトンネルまでたどり着き、トンネル内を散策。
特に怪奇現象などには見舞われなかったが、トンネルの壁をくりぬいて(彫って)作られた地蔵にはちょっとビビッたw
壁そのものを彫って作られた地蔵なんか見たこと無かったし、何よりその地蔵の造詣も少しおかしかった。
地蔵の基本的造詣なんてものは知らないが、地蔵ってこう顔も姿も丸っこいじゃないか。
そのトンネル地蔵は丸みがないわけではないんだけど、顔がやたら長く、体に対して顔部分がでかい。
その上、つり目気味で微笑している表情だからなんかキツネみたいに見えてなんだか変な感じがした。

557 3/8 sage 2009/04/18(土) 12:34:29 ID:IZkfOfTn0
655 :トロンパイ:2009/03/11(水) 02:33:12 ID:K8iAqaBJ0
ちょっと怖気づく面々だったが、貧弱体質なのにお調子者で気の強いAが
A「この地蔵俺にそっくりじゃね?誰に断って立てたか知らんがモデル代くれ」
と意味不明発言(確かにキツネ顔のAに似ていないこともなかったがw)
A「もしかしたら俺の母ちゃんが内緒で俺の美形を売り物にしてるのかもしれん。でもどうせならこんな田舎じゃなくて都会で売れたかった」
ちょいナルが芸風のAのおかげでだいぶ緊張がほぐれた俺達は地蔵以外に目ぼしいものがないので
地蔵に食いしん坊のCが隠し持っていたから揚げを強奪してお供えした(本当は奪い合ったはずみで落ちたからお供えしただけw)

トンネルを後にした俺達は、トンネル内で撮った写真に何か写っているかなみたいな話題をしながら山を下り始めた。
来た道を戻るだけなのでサクサク進んでいったが、不思議なことにずっと同じ道を廻っているような感触。
最初は気にせず進んでいたが、どう考えても山を降りることができているくらいの時間が経過し、道に迷ったと悟った。
特に迷うような分岐はなかったはずだが、間違った可能性があるので再度トンネルを目指して戻ることに。

かなり長い間足を進めたがトンネルにすらたどり着けなかった。いったい俺達はどこにいるんだーとパニくりはじめたとき
地図を眺めていたBが突然悲鳴を上げて転倒した。

558 4/8 sage 2009/04/18(土) 12:35:52 ID:IZkfOfTn0
658 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:00:19 ID:K8iAqaBJ0
「どうした!?」とBに光を当てる。
B「な、なんかが降って来た!!」
なんだなんだとあたりを見回すと一匹の猿が飛び回っているではないか。
野生の猿なんて見たことなかったし、そもそもこの山に猿がいるということも知らなかった俺達は驚愕したものの、ちょっとだけホッとした。
B「なんだよ、猿かよ。驚かせやがって~…あ!!」
またもやなんだなんだと俺達はどよめくといち早く気づいたAが叫んだ。
A「Bのバカが猿に地図取られとる!!」
猿を照らすと確かに猿が地図を持って跳ね回っている。
AとBが地図を取り替えそうと飛び掛るも、猿は颯爽と林の中に消えてしまった。

困り果てた俺達だったが、あまりにも素早く猿が逃げ去ったので猿を追うこともままならず
とりあえず山道を下ることにした。当然分岐がきても勘でしか選べない。
まぁなんとかなるか~と猿アクシデントで逆に吹っ切れた俺達は猿を罵倒したり、
好敵手として讃えたりしながらぐんぐん進んでいった。
すると思いのほか早く分岐にたどり着いた。

右と左、どちらの道にするか。道を照らし、風景を必死に思い出して空っぽの頭をひねっていると、
「なんか左の道にある!」というAの指摘の元、左の道を調べると、なんとトンネルのキツネ地蔵があるではないか。
来た道にはそんなものなかったはずなのに。怪現象に驚くというよりは、いかに最善の道を選ぶか必死になっていた俺達は
来たときはなかった地蔵がある=その道は間違った道、ではないかという考えの検証に夢中だった。
その結果、俺・B・Cは右の道を選ぶと主張したが、Aが猛反対。
これは本体である俺を助ける地蔵の導きだと主張して一歩も譲らなかった。

B「こんなときにネタはやめろ!」A「いや本気だ!」
AとBの口喧嘩にひたすらオロオロする俺とC。
そんなカオス手前の状況の中、右手の道から地図を持った猿が突如出現。あまりにも早い再会にも驚いたが、
猿が「こっち!こっち!」みたいに見えるジェスチャーをするのは夢でも見ているのかと思うほどたまげた。
突然の新展開にさらに困惑していると、Aが無理やりBを左の道に引っ張っていった。

559 5/8 sage 2009/04/18(土) 12:36:59 ID:IZkfOfTn0
660 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:17:22 ID:K8iAqaBJ0
俺もCもあまりにも強引なAに行動に「まさか憑かれているのでは!?」と不吉な考えが浮かんだ。
Aを止めようと走りよった俺達だったが、二人の前に来てフリーズしてしまった。

Aによって左の道にひきこまれかけているBが尋常じゃないくらい暴れている。
血走った目はぐりんと上を向き、涎を垂らしながら歯を食いしばり、
「いやだー!!猿!猿の方に行かなきゃダメだー!!この道はイヤダー!!猿の道がいいィィィ!!」
と気が狂ったように叫びだした。

A「そこのボケナスノロマとボンクラデブ!止まってないで手伝え!!」
(いつものAだ!!)と、年中口が悪くて人を罵倒しまくるAの罵りに理性を感じ取った俺とCは
暴れるBをガッチリ押さえて左の道を突き進んだ。
地蔵を過ぎたあたりでBは大人しくなりしばらく放心状態に。
俺達の呼びかけにやっと反応したBは少しキョロキョロした後、突然
「うひゃぁ~~」と叫んで一目散に道を駆け下り始めた。
突然のBの疾走に驚いた俺達は意味も分からずBを追いかけ道を下った。

結局左の道が正しかったようで、Bを捕まえたあたりで山のふもとあたりに出ることができた。
そのまま山を下ったが、その間、Bは何を聞いても「うるさいうるさい」しか言わず、
Cが隠し持っていたうまい棒を10本ほどもくもくと食べていた。

560 6/8 sage 2009/04/18(土) 12:38:05 ID:IZkfOfTn0
663 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:58:59 ID:K8iAqaBJ0
結局町で夜明けを待ち、バスで帰った俺達だったが、町でもバスでも相変わらずBはだんまりだったし、
しつこく聞く俺をAがたしなめた。仕方ないのでCのリュックを漁ったがチロルチョコしか出てこなかった上にチョコ好きのAni奪われた。
なんでAが左の道を選んだのか、Bはなぜおかしかったのか、その後どうして疾走したのか。
物事がハッキリしないと無性にいらつく俺はチョコすらありつけなかった八つ当たりにCの耳をひっぱったりした結果、
Cがキレて俺を殴った。

そんなこんなで地元に帰った俺達はなんとなく気まずい感じで別れてそれぞれ帰宅した。
その後もAとBが真相を明かしてくれることも無く、
結局あのことはタブーになってしまうのかと残念に思っていた。

しかし、その一ヶ月後くらいにCと遊んだとき(山から帰った二日後くらいには仲直りしてた)
CがAとBそれぞれ別々に聞き出した真相を教えてくれた。
なんで俺には言ってくれないのかと嘆くと「お前は口が軽いから」と笑われた。
(お前もだろこのデブゴンめ)と思ったが、そこは大人しく聞く姿勢に入った。

561 7/8 sage 2009/04/18(土) 12:39:28 ID:IZkfOfTn0
664 :トロンパイ:2009/03/11(水) 03:59:32 ID:K8iAqaBJ0
まずAの話だが、Aはなんだか、最初から地蔵に懐かしさというか、見守られている温かい感じがしていたらしい。
だから全然山にもトンネルにも恐怖を感じなかったらしいが、猿が現れてからは何か嫌な感じがしていたそうだ。
猿が地図を奪って消えてからも何かに見られている感じがしていたらしい。
左の道に地蔵を見つけたときは「から揚げの恩返しだな。パターン乙w」と思ったのらしいが、
間違ってても戻ればいいし、最悪夜が明けるまで待てばいいと気楽に構えていたとのこと。
しかし、猿が再出現してからは「絶対に右を選んだらいかん」と感じたとのこと。
最初は普通にBと言い合いしていたが、猿出現からなんだかBの目の焦点がおかしいことに気づき、
「こいつは魅入られているのでは?」と思い、猿から離すためにも左に引きずりこんだ次第。
B発狂後、俺らがフリーズしたときが一番焦ったらしく「Bだけじゃなくこいつらも魅入られたんじゃ…」と内心冷や汗をかいた模様。
B疾走後、Bが俺らの後ろの何かに反応したのに気づいたAが後ろ、すなわち分岐点あたりを照らしてみると、
あの猿がちょこんと座ってこちらを見ていたそうだ。ただ猿の表情は言葉では表せないほど醜く、悪意に満ちていたらしい。

562 8/8 sage 2009/04/18(土) 12:40:17 ID:IZkfOfTn0
665 :トロンパイ:2009/03/11(水) 04:00:05 ID:K8iAqaBJ0
続いてBの話。
BはAと真逆にトンネルの時点から嫌な感じがしていたそう(本当は山に入ったときからビビっていただけと思うがw)
地蔵には恐怖MAXだったらしい。猿は完全にただの野生の猿と思っていたとのこと。
分岐ではAが正気じゃないと思い、激しく反対した。そっからは少し記憶が無いそう。
んで、気がついたら俺らがガッチリと自分の身体を押さえて自分を見つめていたから、
(こいつら実は集団ゲイだったのか!?)とビビったらしい。(多分これは後付けの強がりだろうw)
事態を把握しようと周囲を見回すと、俺らの後ろ、さっきまでいた分岐の場所に
おそらく3、4mくらいの、光る目を持った化け物がこっちを見ていたので慌てて逃げたとのこと。
その後は恐ろしいやらわけわからんやら俺らがゲイで襲ってきやしないかやら俺がしつこくてウザいやらで、
いつでも一人で逃げられるよう丹田に力を込めて黙って気を溜めていたらしい。

これが俺が十代の頃経験した山の不思議な出来事の全てです。
だいぶ昔だからちょっと脚色してしまっている部分もあるかもしれないが…。

遅くて無駄に長くてごめんなさい。
それでは
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